NY・CHICAGOの旅ー4−
11月8日(4日目)
チェルシー。
まずは映画「チェルシーホテル」の舞台ホテル・チェルシーへ。
フロントはおじさま3人が普段着の装いで応対している。
天井には古ぼけた天使、壁にはたくさん絵が飾られてあって、
ちょっと異様な雰囲気だったけど、
このロビーで多くの著名人達が歓談したのねと思うとソファーに深く腰掛けずにはいられなくなった。
頭の中ではイーサンホークの「チェルシーホテル」ではなく、
ヴィムベンダースの「ミリオンダラーホテル」の映像が流れている。
戻ってからまた観てみよう・・・

チェルシーはギャラリーが充実している街。
ある程度目標を定めていかないと一日では足りないボリュームだった。
いろいろ見て回ったけれど、記憶として鮮明に残っているのは、
ウェストチェルシーの「コムデギャルソンストア」かな。
煉瓦造りの倉庫に全く異質の素材と空間を入れ込んであって「子宮回帰」を連想させる面白いアプローチだった。
ランチはミートパッキングのカジュアルフレンチ「PASTIS」に行く。
フレンチという単語に騙されてしまった(^^;
やはりここもモリモリ、一皿目で飽きてしまった。アメリカ食、全て多すぎる!

夜はブルーノートへ。
ーデビッドサンボーンー
最高〜。

4日目終了
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# by amanesakamoto | 2005-11-24 23:55 |
姉歯建築設計事務所
姉歯氏がどの程度の志をもって構造事務所をスタートさせたかはわからない。
志高く思想のある建築家や構造家が多い中、
全く理解出来ないけれど社会的な責任を放棄して、
利益を追求するあまり圧力に屈し、
彼のようになっている人はもしかすると多いのかもしれない。

・モラルのない(なくなってしまった)構造設計者、
・思想とモラルの欠落した元請け設計者、
・予算を押さえ込む建築主/デベロッパー、
・いい加減な民間の指定確認検査機関、
・マンション業界の異常な程のコスト抑制の流れ、

運悪く全ての悪条件が重なったのだろう。
この中でも元請け設計者の責任はかなり重いと私は思う。
思想とモラルのない設計者は建築を残していくという立場から離れて頂きたい。

同業友人のブログ
ー構造計算書偽造事件で思うことー
http://ameblo.jp/momoti0324/
# by amanesakamoto | 2005-11-21 11:11 |
NY・CHICAGOの旅ー3−
11月7日(3日目)
初地下鉄。
マンハッタンの南端、バッテリーパークへ。
パークから自由の女神を眺める。遠い(^^;こんな距離感だったとは。女神のいるリバティ島へは渡らずそのまま北上。
トリニティー教会の厳粛で荘厳な空間を体感したあと、世界経済の中心ウォール街を歩く。
出勤途中のビジネスマンは新聞&コーヒー片手に颯爽とあるいている。格好いいぞ。
DELIに寄りグランドゼロへと向かう。
9.11 
記憶の映像と目前の囲いの先の映像とが繋がらない。
パネルが貼られてたりで観光地化されているからなのかな・・・
そんな中遠くを眺め静かに涙を流している女性を見つけた。
繋がった。
手を合わせる
トライベッカへと向かう。
街並みはいい感じ。建築のスケールも道幅も店先も優しい。
雰囲気の良いレストランも多くて、映画「ディナーラッシュ」の舞台になったイタリアン「ジジーノ」も発見。あの俳優さんかっこよかったのよね〜。
ウィンドウショッピングをしながらチャイナタウン・リトルイタリーへ。
歩き疲れてきたので、アディダスショップでスニーカーに履き替える。爽快!やはり旅はスニーカーだわ。
コールハースのプラダ発見。店員さんは南青山同様ひやかし客に慣れている感じ。勢いあまって円形のエレベーターにも乗ってみた。満足!

この日夕食はジジーノへ行く予定を急遽ミッドタウンまで戻り、サービスまですべてジャパニーズスタイルの雰囲気の良い居酒屋さん「酒蔵」に行った。
ここは日本人のビジネスマンがとても多かったかな。メニュー全て安心して頼める感じ。店員さんはアート系の学生さんのようでした。
とてもいきいきとして素敵な子が多かったかな。みんな頑張ってる。

3日目終了。
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# by amanesakamoto | 2005-11-20 23:33 |
NY・CHICAGOの旅ー2−
11月6日(2日目)
ホテルから徒歩でMOMAニューヨーク近代美術館へ向かう。今回のメインのひとつ。
谷口さんがコンペで獲得した時からいつか行こうと決めていた美術館。
谷口さんの建築はとにかく美しい。美術館建築は世界一だと思う。
MOMA・・・予想通りパーフェクトだった。空間構成もディテールも最高。日本人である谷口さんでなければあの空間は生まれてこないだろう。
歴史あるMOMAでコンペに勝って建築を残す、同じ日本人としてとても誇らしい。
少し残念だったのはタレルの作品空間がいまいちだったこと。
スペース的なことなのかな、ダイナミックさに欠けた感じ。アプローチも短く作品に出会うまでのワクワク感も半減だったな。
スカルプチャーガーデンを散歩して、5階のカフェでランチ。慣れないチップをはずみすぎて後悔しながらも、MOMASTOREで買い物。満足!

帰りはタイムズスクエアー周辺をぐるりと回って、ROSIE(イタリアン)で食事を済ませホテルへと戻る。

2日目無事終了。
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# by amanesakamoto | 2005-11-18 23:55 |
NY・CHICAGOの旅ー1−
11月5日(1日目)
久々の海外旅行。初USA。
成田からNY(JFK)へ。映画「ターミナル」でトムハンクスが寝起きをしていた空港だ。
入国審査の手前でアメリカ国籍を持つものと持たないものとで二股に分かれた。
審査は簡単な質問の後、両手の人差し指の指紋確認と顔写真を撮られてしまった。
早々に気分を害する。911後にさらに強化されているらしい。
ブラジルではアメリカ国籍を持つものだけ同様の審査を受けているらしい・・・いわゆる仕返しだそうな。それもどうなのか・・。

バスでグランドセントラル駅へ。駅からは徒歩で2分くらいの旅の起点となるホテル「ROOSEVELT HOTEL NEW YORK」へと向かう。
1924年に建てられたとても趣のあるホテル。サービスもお部屋の雰囲気もよく、1階のBARも遅くまでやってていい感じ。
何より交通の便が良かったかな。
夜は1月前から予約していたロックフェラーセンター65階レインボーグリルへ。
このお店はドレスコードがあって店内はドレスアップした客で溢れていた。
NYの夜景と美味しい食事とドレスアップした客、全てがこの店を華やかに彩っている。
こんな経験もたまには必要だな。日本でも心がけようと誓う。

初日は予定通り終了。
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# by amanesakamoto | 2005-11-17 23:40 |